本記事では、外壁塗装のラジカル塗料の特徴・平米単価とオススメの方について解説していきます。
ラジカル塗料での外壁塗装をご検討の際は、ご覧いただき参考にしてください。
ラジカル塗料の特徴について
「ラジカル」とは、紫外線や水などが塗料に触れることで発生する劣化因子をいいます。
ラジカル塗料は、ラジカルの発生を抑えることができるため、長期的に塗膜の劣化を防ぐことができると言われています。
ラジカルは、塗料の成分となる樹脂の名前ではないため、ラジカル塗料のベースとなる塗料はアクリル樹脂やシリコン樹脂などです。
そのため、アクリル樹脂やシリコン樹脂などの塗料に「高耐候酸化チタン」や「光安定剤」といった特殊な成分を配合することによりラジカル塗料になります。
ラジカル塗料のメリットは、安価で高性能なためコストパフォーマンスが非常に良い点が挙げられます。
価格はシリコン塗料とほぼ同じ価格でありながら性能はフッ素塗料に近いものがあり、優れた塗料と言えるでしょう。
一方で、まだ発売してから数年しか経過していないため、耐用年数は15年程と言われているものの短い可能性もあり未知数な部分も存在します。
また、ラジカル塗料にする際に配合する高耐候酸化チタンが白色の塗料のため、黒色や濃い色の塗装を選べない場合があるでしょう。
ラジカル塗料の平米単価とは
ラジカル塗料は、シリコン塗料とフッ素塗料の中間に位置するグレードの塗料です。
詳しくは、「外壁塗装におけるシリコン塗料の6つの強みと他の塗料より人気な理由」にてチェックしましょう。
平米あたりの単価は、2,000円~3,700円(3回塗りの場合)になります。
一般的な戸建て住宅の平均112㎡で換算した場合は、22.4万円~41.4万円です。
ラジカル塗料がオススメの方
ラジカル塗料は、コストパフォーマンスが高い塗料を探している方にオススメの塗料になります。
シリコン塗料とフッ素塗料の中間に位置する塗料であり、価格・性能のバランスにすぐれているため、あらゆる住宅に対応できる塗料です。
詳しくは、「外壁塗装のフッ素塗料の特徴・平米単価・活用できるケース」をチェックしましょう。
また、淡彩系から中彩色の塗装に適しているため、淡い色を希望している方には向いている塗料だと言えるでしょう。
ラジカル塗料は、コスパ重視で淡彩色系で塗装を検討している方にオススメ
以上、外壁塗装のラジカル塗料の特徴・平米単価とオススメの方について解説しました。
ラジカル塗料は、価格・性能のバランスにすぐれているコストパフォーマンスの高い塗料です。
また、淡彩色系の塗装には非常に適しているためオススメです。
新種の塗料のため未知数な部分もありますが、自身をもってラジカル塗料をオススメする業者にお願いすると良いでしょう。
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外壁塗装をご検討の際は、ぜひEMEAO!にご相談ください。