今回の記事では、屋根工事の6つの種類とそれぞれの工事内容について紹介します。
屋根の状態に応じて工事の内容も変わるため、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
目次
屋根工事の種類と内容
屋根工事には、大きく分けて6つの種類があります。
ここでは、工事の種類とそれぞれの工事内容についてご紹介します。
種類と内容①葺き替え工事
葺き替え工事は、既存の屋根を撤去し新しい屋根を設置する工事になります。
築年数が30年近い建物や、屋根の劣化が激しい場合などに葺き替え工事がオススメです。
工事内容は、既存の屋根材を剥がし野地板と防水シートをすべて撤去し、それぞれ新しいものに張り替えます。
工事期間は、5~7日程かかりますが新築同様の耐久性や見た目に生まれ変わるでしょう。
種類と内容②重ね葺き工事
重ね葺き工事は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて設置する工事になります。
塗装だけでは修繕しきれない場合や、デザインを一新したい場合などに重ね葺き工事が有効です。
工事内容は、既存の屋根を洗浄した後に新しい屋根材をかぶせる形で設置していきます。
工事期間は、既存の屋根を撤去する作業がないため、短期間での工事が可能になり費用も葺き替えに比べ安く抑えることができるでしょう。
種類と内容③塗装工事
塗装工事は、塗料の耐用年数が経過した際に塗装を塗り替える工事になります。
塗料の剥がれや劣化により、汚れが付きやすく防水機能が低下した際に行うことが必要な工事です。
工事内容は、屋根を洗浄した後に塗料の塗り替えをします。
塗料には様々な種類があるため、求める用途に合わせて塗料選びを行うと良いでしょう。
工事期間は、使用する塗料の種類によって変わりますが、おおよそ10~12日程必要です。
種類と内容④漆喰修繕工事
漆喰修繕工事は、屋根と下地を接着する漆喰を入れ直したり詰めたりする工事です。
工事内容は、漆喰の修繕が必要な部分を確認し、漆喰の取り替えや補充などを行います。
雨や台風の多い地域では、漆喰の剥がれや瓦のズレが起きることがあるため、漆喰の修繕工事を行う必要があります。
瓦のズレや欠けが起こった際は雨漏りの原因にもなるため、漆喰のメンテナンスは築年数が15年程経過した際に行うと良いでしょう。
種類と内容⑤棟板金の交換(修繕)工事
棟板金の交換工事は、屋根のてっぺんに設置されている棟板金の交換や修繕を行う工事です。
棟板金は、雨の侵入を防ぐ役割がありズレや浮きが発生した際に、雨漏りを起こす可能性があります。
工事内容は、棟板金と屋根を留めている釘を取り外し新しいものを取り付けます。
交換時期は10年程で見ておくと良いでしょう。
種類と内容⑥雨樋の交換(修繕)工事
雨樋の交換工事は、屋根に振った雨を下に流れ落ちるように設置された雨樋の交換や修繕を行う工事です。
雨樋が壊れてしまうと雨水の排水ができないため、屋根の劣化や雨漏りに繋がります。
雨樋が破損する原因は、ゴミのつまりや台風・積雪などによるものが多いため、定期的に点検やメンテナンスをすると良いでしょう。
屋根工事は大きく6つの工事に分けられます。定期的な点検を心がけよう計画的に検討しよう
以上、屋根工事の6つの種類とそれぞれの工事内容をご紹介してきました。
屋根工事は、大きく分けて6つの工事内容に分かれます。
定期的に点検やメンテナンスを行い、大きな被害や症状が出る前に工事を行うことをオススメします。
工事の種類により交換時期や工事期間なども異なるため、計画性をもって検討を行うとよいでしょう。
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