
外壁塗装は専門業者に頼むものなので、ある程度の費用はかかります。
しかし、施工を質を下げない範囲でできるだけ費用は抑えたいものですよね。
今回は、外壁塗装にかかる費用を抑えるために覚えておきたい3つのポイントを紹介します。
予算内での外壁塗装業者をお探しの方はぜひご覧ください。
目次
外壁塗装にかかる費用を抑えるための3つのポイント
ここからは、外壁塗装の費用を抑えるために覚えておきたい3つのポイントを解説していきます。
ポイント①外壁塗装にかかる費用の相場や内訳を把握する
外壁塗装の費用は、塗装面積によって相場が決まります。
たとえば、二階建ての30坪の建物で塗装面120㎡の場合、約60万~100万円が相場となっています。
外壁塗装の費用を抑えるためには、まず費用の内訳を理解しておく必要があります。費用の内訳としては、主に材料費と人件費、足場代、その他費用の4つに分けられます。
費用の比率は材料費が20%、人件費は30%、足場代が20%、そのほか費用が30%です。
外装塗装の計算方法は、塗装面積に対し単価を掛けることで算出することが可能です。この単価は、材料費や人件費などから割り出しています。
その中でも特に材料費は、使用される塗料の材質によって費用が大きく変わってくるので注意が必要です。ただし、安い塗料を使用すると耐用年数が短くなりかねないので、全体のバランスを考えるようにしましょう。
人件費については、塗装工事を行う職人さんにかかる費用で、塗装範囲によって必要な人数と日程を算出します。
そのため、費用を抑えるために工期を短くすれば費用が安くなるわけではありません。工期を短くすることによりかえって人数が増えて費用が高くなったり、質の悪い工事で再度塗り直しが必要になったりする可能性があります。
ポイント②適切な塗料を選ぶ
先述したとおり外壁塗装の費用の内訳は、塗料の種類でも変わることがわかりましたが、実際どのくらいの費用になるのでしょうか。
基本的に耐久性の高い塗料ほど、費用が高くなります。
それぞれ塗料の相場と耐久年数は以下の通りです。
塗料 | 耐久年数 | 施工単価(㎡)※3回塗り合計 |
アクリル系塗料 | 3~8年 | 1,000~1,800円 |
ウレタン系塗料 | 5〜10年 | 1,500~2,500円 |
シリコン系塗料 | 7〜15年 | 1,800~3,500円 |
フッ素系塗料 | 12〜20年 | 3,000~5,000円 |
もちろん安い塗料を選べば全体の費用も抑えられますが、同時に耐久年数も短くなります。その分、再度外壁塗装が必要になる期間が早まり、結果的にコストがよりかかることになる可能性があるので注意しましょう。
たとえば塗装面積120㎡の建物の場合、一番安いアクリル系塗料は1回あたりの塗装代は120㎡×約1,800円=約216,000円となり、一番高いフッ素系塗料の1回あたりの塗装代は、120㎡×約5,000円=約600,000円となり、アクリル系塗料のほうが安いです。
ただし、耐久年数の面から考えることも重要です。例えば20年間で考えると、アクリル系塗料は4回ほど塗装を実施することになり、約216,000円×4回=864,000円となり、再塗装の必要がないフッ素系塗装より費用が高くなります。
外壁塗装で塗料を選ぶ場合は、施工単価だけでなく耐久年数も考えたうえで、適した塗料を選択するのがよいでしょう。
ポイント③複数の外壁塗装業者に見積もりをとって比較する
もっともコストパフォーマンスを高められる方法は、適正価格かつ品質の高い業者に外壁塗装を依頼することです。
そのような業者を見つけるには、複数の外壁塗装業者に相見積もりをとってしっかりと比較することが大切です。
業者によって内訳の金額や内容が異なりますので、なるべくより細かい内訳を記載している外壁塗装業者を選び、不要な項目などは削るなどして必要部分を確実に工事するのがよいでしょう。
外壁塗装の費用を抑えるには、相場を把握したうえでの業者選びと塗料選びが重要
今回は、外壁塗装の費用をできるだけ抑えるために覚えておきたい3つのポイントを紹介しました。
費用を抑えるにはまず相場を理解することが大切です。
そのうえで、適切な塗料や業者を選ぶことでトータルでかかる費用を抑えることができます。
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