今回は、外壁塗装工事を外注した際にかかる期間について紹介します。
この日に工事を完了しておくにはいつ開始してもらえばいいだろう、とお悩みの方はぜひご一読ください。
外壁塗装にかかる通常の工事期間
外壁塗装工事に必要とされる平均的な期間は2週間程度です。
2週間でどのように工事が行われるかというと、一般的には以下のスケジュールのようにすすめられます。
- 0日目:挨拶回り
- 1~3日目:足場を設置、飛散防止ネット設置
- 4~6日目:建物の高圧洗浄
- 7日目:養生と下地調整
- 8~13日目:外壁や屋根の塗装
- 14日目:足場の解体
工事が始まると足場や塗料の臭いなどで周辺住民に影響があるので、あらかじめ挨拶回りをしておくようにしましょう。
挨拶回りは自分で行くのが基本ですが、塗装業者が代わってくれるケースも多く見られます。
足場の設置を塗装業者自身が行なう場合は、基本的に1日で作業が終わります。
しかし、外部の専門業者に依頼する場合にはさらに1日から2日ほど増えるケースも。
2~4日目に行なわれる高圧洗浄では、埃やカビ、苔などを水で洗い落とし、汚れが酷い場合には薬剤を使います。
高圧洗浄自体は1日で終わりますが、そのあと1~2日かけて乾燥させるため、基本的に3日かかると思っておきましょう。
乾燥しやすい季節であれば洗浄後24時間ほどで乾くこともあり、早く作業が完了します。
外壁塗装の期間が短縮できる場合
外壁塗装工事の平均的な期間は2週間ですが、天候がよければ7~10日ほどで完了します。
期間をできるだけ短縮したいのであれば、雨が降りにくく乾燥している春や秋に外壁塗装を依頼しましょう。
ただし、天候に恵まれた季節でも基本的に7日間は必要になるので、それよりも短い工事期間を提示する塗装業者には注意してください。
あまりに工事期間が短過ぎる場合には、重要な工程を省いたり手抜きをしたりしている可能性があります。
また、職人の数を増やすことによっても期間を短縮することが可能です。
外壁塗装工事は一般的に1人から2人の職人によって行なわれますが、3人以上に増やせばさらに作業効率が高まります。
ただし、春や秋は塗装業者の繁忙期なので、予約を取ったり職人の数を増やすことは難しいという問題もあります。
外壁塗装の期間が延長される場合
雨の多い夏や冬は1か月ほど外壁塗装工事の期間が延びてしまうこともあります。
しかし、近年では塗料の品質が向上しており、気温が5度を超えて湿度が85%未満であれば塗装が可能です。
夏や冬は塗装業者が閑散期になるため、条件を満たしていれば繁忙期である春や秋よりも効率的に工事が行なえる場合もあります。
詳しくは、「外壁塗装を行う際に知っておきたい最適な季節とは」の記事でも紹介しています。
外壁塗装にかかる期間の目安は2週間程度
以上、外壁塗装の工事を外注した際にかかる期間について解説しました。
外壁塗装にかかる期間の目安は2週間程度で、時期や作業員の人数によって期間が短縮したり延長したりすることもあります。
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