床・フローリングリフォームの張り替え工事の流れとは

今回の記事では、床・フローリングリフォームの張り替え工事の流れについて解説します。
フローリングの張り替えリフォームを検討されている方は、ご一読ください。

床の張り替えリフォームの流れ

床の張り替えリフォームについて一連の流れについてチェックしていきましょう。

流れ①古い床を剥がす

まず既存の床材をすべて剥がして撤去することから始まります。

表面素材を全て剥がした後は、壁際に設置されていた際根太(きわねだ)も取り外します。その後ゴミを取り除き正確な寸法を測ります。

流れ②下地を造る

次に、フローリングの仕上がり高さに応じて下地を造っていきます。

この下地造作により他の部屋との段差を解消したりするため、ドアやキャビネット扉などを問題なく開閉することが可能です。

下地材と際根太を再度取り付け、その上に部屋の大きさに合わせて切り出した合板を張り付ければ、下地の完成となります。

流れ③新しい床を張る

下地が完成したら、下地の合板に接着剤を塗り新しいフローリング材を張り付けていきます。

合板に接着剤を塗る際は、薄く均一に塗り伸ばすことで完成後のフローリング材の膨らみを防止することができます。

部屋の形に正確に合わせたフローリング材を張り合わせていき、1枚ずつ丁寧にゴムハンマーでたたきながらしっかりと接着・固定させることが重要です。

部屋の端の部分に隙間ができないよう、木材のカット後はカンナで少しずつ調整しながら張り合わせます。

また、無垢材や木目を活かした柄のフローリング材の場合は、隣り合わせになる板のバランスを意識しながら作業を進めていくことが大切です。

流れ④巾木を取り付ける

フローリング材をすべて張り付けた後は、壁と床の境界部分に巾木の取り付けを行います。

巾木は部屋のデザインとしての役目だけでなく、壁下部の保護の役目もあり重要です。
巾木があることで、壁と床との境目部分が傷や汚れから守られます。

取り付ける際は、壁紙を傷つけないよう入念に気を付けながら作業を行います。

接着剤が乾いてフローリングが完全に固定されるまでは、養生テープでしっかり固定させることも大切です。

流れ⑤後片付けをする

一連の張り替え作業が完了した後は、工事で出たゴミの掃除や家具の移動などを行います。

お客様と一緒に出来上がりの確認を行い、問題がなければ工事完了の書類にサインをして終了です。

床の張り替え工事の流れは、古い床を剥がし新しい床に張り替える作業

以上、床・フローリングリフォームの張り替え工事の流れについて解説しました。

床のフローリング張り替え工事を行う際は、古い床材をすべて剥がして新しいフローリング材に張り替えます。
下地で高さなどを調整し、ドアの開閉などに支障がないことが確認出来たら作業終了です。

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