床リフォームにおける重ね張りと張り替えの違いとは

今回のコラムでは、床リフォームにおける重ね張りと張り替えの違いについて解説します。
床リフォームを検討されている際は、ご覧いただき参考にしてください。

床リフォームの重ね張りとは

床リフォームにおける重ね張りとは、現状の床材の上に新しい床材を重ねて張るリフォーム方法のことです。

カバー工法とも呼ばれ、既存の床材を撤去せずにリフォームを行うことが特徴です。

重ね張りのメリットとデメリット

既存の床材を撤去しないため、張替えと比べてコストを安くすませることができ、工期が短いというメリットがあります。

また、工事において騒音もなく隣接への影響をあまり気にする必要がないため張り替えと比較すると気軽にできるリフォームといえるでしょう。

一方で重ね張りを行った場合、新しく張った床材の分だけ床が高くなるというデメリットが生じます。

床が高くなることでドアやキャビネットの扉の開閉ができなくなるケースが起こります。
床に大きな段差ができてしまう場合もあるため、施工前にリフォーム会社にチェックしてもらいましょう。

なお、重ね張りでは床鳴りや沈みなどを解消することはできません。
下地の劣化が予想される際は、下地の確認ができる張り替えでのリフォームの方が有効といえます。

床リフォームの張り替えとは

床リフォームにおける張り替えは、現状の床材を全て撤去した上で新しい床材を替わりに張るリフォーム方法のことです。

既存の床材を完全に剥がして新しい床材を張り替えるため、大掛かりなリフォームであることが特徴です。

張り替えのメリットとデメリット

張り替えによるリフォームは、床材に隠れていた下地の状態を目視確認できるという大きなメリットがあります。
そのため、重ね張りでは直せない床鳴りや沈みなどがある場合は、張り替えによるリフォームがオススメです。

また、床暖房の設置を検討している場合は、設置する際に床材を剥がす必要があるため、床の張り替えリフォームと同時に行うことで費用を抑えることができます。

一方で張り替えのデメリットは、既存床材の撤去が前提となるため、張り替える床材の種類に関係なく手間と時間がかかります。

また、大量に出た廃材を処分する費用も加算されるため、重ね張りと比べコストが高くなるということが言えるでしょう。

床リフォームにおける重ね張りと張り替えの違い

床リフォームの「重ね張り」と「張り替え」の違いは、工法・工期・費用面の3つが挙げられます。

リフォームの工法では、既存の床材を撤去するかしないかで大きな違いがあります。
工期は重ね張りで1~2日、張り替えは2~3日ほどになるため後期に差が出ます。

費用面に関しては、重ね張りよりも張り替えの方が1畳に対して1万円~2万円高く、また床材を撤去する費用が発生するという違いがあります。

床リフォームの重ね張りと張替えの違いは工法・工期・費用面で異なる

以上、床リフォームにおける重ね張りと張り替えの違いについて解説しました。

床リフォームにおける重ね張りと張り替えの違いは、既存の床材を剥がしてリフォームするか剥がさずにリフォームするかの違いがあります。

コストや手間をかけずに行う場合は、重ね張りを選ぶと良いでしょう。
下地の劣化が想定される場合は、張り替えを選択することをオススメします。

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