床リフォームの概要と行うべきケース

今回は、床フォームの概要とリフォームをするべきケースに関してザックリ解説します。
床リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

床リフォームの概要

床リフォームは、床の傷やへこみ、床鳴りがする場合に行うリフォームです。
床リフォームには、「重ね張り」と「張り替え」の2種類の方法があります。

床リフォームの方法
  • 重ね張りリフォーム
  • 張り替えリフォーム

リフォーム方法①重ね張り

重ね張りは、既存の床の上から新しい床を重ねて張る方法です。
床を剥がす手間がかからないため、工事も小規模になり費用も抑えることができます。

ただし、重ね張りによるリフォームは、重ねて張った分の床の高さが上がってしまうため、床に段差が出来てしまう場合があるので注意が必要です。

重ね張り専用のフローリング材もあるため、専用のフローリング材を使用することで解消することもできます。

重ね張り専用のフローリング材は、通常のフローリング材よりも薄く作られているため、床の高さは気になりにくくなります。

しかし、表面が天然木でないものもあるため、見た目や質感が違ったりする場合もありますので材質をチェックするようにしましょう。

リフォーム方法②張り替え

張り替えは、既存の床を剥がして新しい床に張り替える方法です。
既存の床の痛みが激しい場合や重ね張りにより段差が気になる場合、床鳴りがある場合は、張り替えによるリフォームを行います。

床を張り替える大きなメリットは、段差をなくし下地の状態を確認できることです。
普段見えない床の下地そのものを確認できるので、劣化状況や軋みの原因をチェックすることが可能です。

また、床を取り外すのでそのタイミングで床暖房を取り付ける工事を検討することも可能です。
ただし、床の張り替えは工事期間が長くなったり費用が高くなる傾向があります。

床リフォームの取り付けも検討する際は、「床リフォームで覚えておきたい設置できる床暖房の種類と特徴」も合わせてチェックするとよいでしょう。

床リフォームをすべきケース

ここからは、床リフォームをすべきケースに関してご説明します。

床の軋みや滑り、傷などが気になる場合は、リフォームを検討するべきケースと言えるでしょう。

床の不具合を放置しすぎると状態がさらに悪化し、最悪の場合、床が抜けてしまう可能性もあるため、少しでも気になる箇所があれば、早めにリフォームを検討しましょう。

部分的な、剥がれやへこみ、焦げ跡などは、リフォームはせずに補修で対応できるケースもあります。

また、畳の部屋でダニやカビが気になる場合は、張り替えの際にフローリングへのリフォームを行うこともオススメです。

床のリフォームは床の軋みや傷が気になる場合に行う

以上、床リフォームの概要とリフォームをするべきケースに関してをザックリと解説してきました。

床リフォームには重ね張りと張替えの2種類があり、費用や工事期間などが変わります。
状況によって適切な工事が異なるため、業者に現地調査をしてもらったうえで見積りを出してもらいましょう。

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